NFCによる衣服の識別機能

FCSプロジェクトでは、スマホのNFC機能を利用して、衣服識別するためのツールを開発しました。本ページでは、NFC機能についてご説明しております。

*NFCとは
NFCとは「Near Field Communication」の略で、日本では「近距離無線通信」などと訳されます。名前にあるとおり、二つの機器間で無線通信をおこなうための技術で、近距離というのは、だいたい10センチ、もしくは触れるか触れないかくらいの距離になります。交通系ICカードや、おサイフケータイなど、現代の生活の中では多くの人が利用している機能です。

動画でのご説明。
まずは下記の動画にて、NFC機能の全貌をご説明します。

 

NFC機能詳細説明

1.音声読み上げ機能…衣服の色や柄などの情報を、音声で読み上げます

2.コーディネート検索機能…アプリに登録されたコーディネートを検索することができます

3.収納場所のお知らせ機能…衣服の収納場所を事前に登録しておけば、必要な時に確認出来ます

iconmonstr-magnifier-4-icon-256それぞれの機能について詳しく見る


1.音声読み上げ機能

アプリ機能_img01衣服についたボタン型のICタグ(FCタグ)にスマホをワンタッチすると、衣服の色や柄などの、視覚障害のある方が知りたい情報を音声で読み上げる機能です。
これらの情報は、視覚による確認が必要なため、視覚障害のある人にとっては、自分で確認するのが難しいものです。それを音声で読み上げる事で、視覚に障害のある方にも共有できる機能です。

 

2.コーディネート検索機能

アプリ機能_img02FCタグを取り付けた洋服は、1着ずつデータに登録され、アプリ内に保存されます。そのため、複数の洋服を組み合わせて、一つのコーディネートとして登録しておくことが出来ます。これらの登録コーディネートは、必要な時に検索が出来、沢山のバリエーションを登録しておけば、場所や目的に合わせたお洒落を楽しむことが出来ます。
コーディネートは、音声で読み上げられ、そのコーディネートに必要な洋服かどうかは、手元のFCタグにスマホをワンタッチすると、音声で教えてくれます。
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既に登録された洋服やコーディネートの数々は、アプリ内に保存されているため、周りの人への共有も可能です。例えば、洋服を買い行く際には、実物を持っていかなくても、アプリに保存された、洋服の詳しい情報(写真、サイズ、色、柄など)を店員さんに見せる事で、その洋服に合わせたコーディネートを相談出来ます。

 

3.収納場所のお知らせ機能
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洋服に取り付けたFCタグを使うことによって、収納場所の登録をすることも可能です。
視覚障害のある方にとって、衣服の収納場所を決めておくことはとても重要なです。見えている方の場合、「あれ?どこにしまったっけ?」という状態でも、あ たりを探し回り見つけ出すことが出来ますが、見えない・見えにくい方の場合はそう簡単ではありません。その為、コーディネートは一塊にして収納しておいた り、点字を打った紙を張り付けたハンガーを用意し、そこに必ず戻すなど、それぞれの方が工夫しておられます。

アプリ機能_img03_2 その方法として、収納する先のクローゼットにもICタグ(シール状のもの)を取り付けます。そして、衣服についたFCタグにスマホをワンタッチした後、クローゼットのタグにもスマホをタッチさせます。これで、収納場所の登録は終了です。収納場所は、何度でも変更が可能です。